私たちJRCSは、創業70年以上の歴史を重ねた現在、異業種やデジタル事業への挑戦など、さらなる飛躍を目指し、日々努力を続けています。そうしたチャレンジを支える「人」の育成は、会社にとって最も重要な取り組みのひとつ。お客様や社会のニーズを的確にとらえ、お客様にとってのベストソリューションを提供できる人。時代や事業構造の変化をいち早く感知し、自身も柔軟に変化・成長できる人。そしてそれらを自らの気づきと行動力で実践していける人。こうした「人」の育成は、お客様に“感動品質”の製品・サービスを提供し続ける企業であり続けるために不可決な投資です。このため、会社が行う各種研修や自己啓発支援、社員の自主的な勉強会などを通じて、会社と社員が一丸となって「人づくり」に取り組んでいます。
また私たちは、お客様に感動いただける製品やサービスをお届けするには、JRCSの社員自身が“笑顔”でいられる職場づくりも大切だと考えています。このため、一人ひとりが安心して安全に働ける環境の整備や、柔軟な働き方の導入を進めています。
世界に通用する人材の育成
JRCSは世界に通用する教養や専門知識、技能を身につけた人材の集団となることを目指し、充実した研修制度をはじめ、人づくりに関するさまざまな取り組みを行っています。
「人づくり」基本方針
- 時代や事業構造の変化に対応できるよう、広い視野と柔軟な発想、教養と専門性、行動力を兼ね備えた人材の育成を目指す。
- 自分で考え、自分で答えを出し、自分で行動を起こし、その行動に責任をもつ「自律型人材」を育成。
- 各部門・現場にて常に次世代リーダーの育成を意識しつつ、計画的な教育訓練を行う。
- 人材育成は全社員が当事者意識をもって取り組む。
社員研修
社内外の専門家が講師となる「JRCS塾」、昇進資格試験・正社員登用試験の受験を考えている社員向けの「オープンクラス」、各部門が独自に企画する専門知識・スキルの勉強会など、学びの機会が多数あります。
自己啓発支援
JRCSの人材育成の目標は「自律型人材の育成」です。そのため、語学や専門分野、自分の関心のある分野の学習、資格取得など、自主的にスキルアップを目指す社員の活動を会社として支援しています。オンライン学習サービスなど、受講時間や場所にとらわれずに学べる環境づくりも進めています。
メンタルヘルスケア
産業医や、有資格者を擁す人事、総務が連携して社員の悩みに多面的に向き合い、定期的な面談を実施するなど、適切に対応する体制を整えています。産業カウンセラーが講師を務める「職場環境改善ミニ勉強会」も適宜開催しています。

安心していきいきと働ける環境づくり
興味や関心、適正や専門性、家庭の環境など、社員一人ひとり特性は異なります。こうした一人ひとりの特性と会社のニーズを丁寧にすり合わせることによって、社員がいきいきと働き、能力を最大限に発揮して高い生産性を実現できるよう、環境の整備に努めています。
時間単位の年次有給休暇
すべての年次有給休暇を1時間単位で取得することができます。数時間程度の用事を済ませるなど、年次有給休暇を有効に活用できます。
短時間勤務(育児・介護)
子どもが小学4年生になるまでや、家族の介護が必要な場合は、勤務時間を6時間に短縮することができます。また、子どもが中学校に入学するまで看護休暇が取得でき、育児・介護のための時差出勤の制度もあります。
正社員登用制度
勤続年数が半年以上あるなど、一定の基準を満たす契約社員は、正社員登用試験にチャレンジすることができます。
永年勤続休暇制度
長年の功労をねぎらい、リフレッシュすることを目的に、勤続10年、20年、30年、59歳になった時に休暇をとる制度があります。
事業所内託児所
託児所「キクホランド」は、0~6歳の乳幼児を預かることができます。豊浦事業所食堂に隣接しているため、安心して仕事に集中できます。

テレワーク
自宅や勤務地以外の当社オフィスでの勤務も可能で、移動時間を削減し、効率よく業務を進めることができます。
自由な発想を歓迎する風土づくり
海洋マーケットにイノベーションを起こすことを目指すJRCSでは、従来の製造業界、舶用業界の常識や固定観念にとらわれない新しい発想を奨励しています。また多様な意見に耳を傾け、社内外から新しいアイデアを柔軟に取り入れる風土を育てています。
副業OK
「会社員である前に、一社会人としてリスペクトされる人になってほしい」という想いから、個人がもつ専門知識やスキルを社会に役立てられるよう、副業を認めています。資金が必要な場合には、副業支援一時金として一人最高5万円を支給し、社員の挑戦を後押しします。

カジュアルエブリデー
「私服で仕事をしたい」という社員の希望と、「一人ひとりが個性を発揮し、アイデアが湧き出る社風にしたい」という社長の想いとが重なり、社員は自由な服装で勤務しています。ドレスコード(服装規定)は最低限の禁止事項のみ。県内では珍しい取り組みとして、メディアにも取り上げられました。
デジタルツール
業務効率化のため、製造部門のすべての社員にタブレットを貸与しています。製造部門以外の全社員に貸与しているパソコンと同じソフトをインストールしており、勤怠管理はもちろん、各種申請やメールのやりとりが可能です。また、全社導入しているグループウエアのビデオ会議やグループチャットを使って、気軽にコミュニケーションがとれるようになっています。
フリーアドレス
部門を超えたコミュニケーションを活性化させ、自由にアイデアを出し合える環境をつくるため、固定席を持たないフリーアドレスのエリアを順次拡大しています。


安全衛生委員会
職場の安全・衛生に関しても、会社からの指示に従うだけでなく、現場視点で問題を発見し、自分ゴトとしてアイデアを提起・実践することが大切であると考えています。そこで、安全衛生委員会の中に、「安全分科会」と「衛生分科会」をつくり、各職場からの立候補者と部門長推薦者が参加し、「安全」と「衛生」の分野に分かれて自主活動を行っています。安全分科会は、メンバーの創造力をフル活用して、職場改善につなげています。衛生分科会は、熱中症対策、腰痛対策に加え、新たな感染症への対策も話し合い、社内方針につなげています。「自分たちの職場環境は自分たちの手で改善する」という強い意識を持ち、メンバー全員が協力しながら社員の「笑顔」を生み出す活動を行っています。

マスコットキャラクター
JRCSには「相手の意見に耳を傾けよう」という約束事があります。社員がいつも傾聴の大切さを意識できるように、“見守り役”として誕生したのが、オリジナルのマスコットキャラクター「キクホ」です。社員のあるべき姿として、会議や研修をはじめとしたさまざまなシーンで活用しています。

受賞歴
■やまぐち子育て応援優良企業
■やまぐち男女共同参画推進事業者認定登録
■元気なモノ作り中小企業300社(中小企業庁)
■将来世代応援企業賞
■やまぐち女性の活躍推進事業者認定登録
■地域未来牽引企業
