ひとづくり

私たちJRCSは、創業70年を迎えた現在、異業種やデジタル事業への挑戦など、さらなる飛躍を目指し、日々努力を続けています。そうしたチャレンジを支える「人」の育成は、会社にとって最も重要な取り組みのひとつ。お客様や社会のニーズを的確にとらえ、お客様にとってのベストソリューションを提供できる人。時代や事業構造の変化をいち早く感知し、自身も柔軟に変化・成長できる人。そしてそれらを自らの気づきと行動力で実践していける人。こうした「人」の育成は、お客様に“感動品質”の製品・サービスを提供し続ける企業であり続けるために不可決な投資です。このため、会社が行う各種研修や自己啓発支援、委員会活動、社員の自主的な勉強会などを通じて、会社と社員が一丸となって「人づくり」に取り組んでいます。

また私たちは、お客様に感動いただける製品やサービスをお届けするには、JRCSの社員自身が“笑顔”でいられる職場づくりも大切だと考えています。このため、一人ひとりが安心して安全に働ける環境の整備や、柔軟な働き方の導入を進めています。

世界に通用する人材の育成

JRCSは世界に通用する教養や専門知識、技能を身につけた人材の集団となることを目指し、充実した研修制度をはじめ、人づくりに関するさまざまな取り組みを行っています。

「人づくり」基本方針

※自走する組織
機関車には動力装置があり、動力をもたない後ろの車両を牽引して走ります。一方、新幹線の多くはすべての車両に動力モーターが付いているため、高速走行が可能。JRCSは、機関車のように強力なリーダーが一人で他の社員を引っ張っていく組織ではなく、新幹線のように一人ひとりが自分の足で走り、目的地(課題解決)までスピーディーかつパワフルに進める組織を目指しています。

人づくり委員会

5つの分科会からなる「人づくり委員会」では、各分科会とその代表、人事部門が協力して、全社的な人材育成のあり方について協議し、活動しています。会社が一方的に研修プログラムを組むのではなく、社員自身が「あるべき姿」をイメージしながら、人材育成の方法や人事制度の見直しに関わっています。

人づくり委員会を構成する分科会

社員研修

階層別・テーマ別に計画された、充実した研修プログラムがあります。そのほか、社内外の専門家が講師となる「JRCS塾」、毎週30分間、社員有志が集まる「勉強会」など、学びの機会が多数あります。

自己啓発支援

JRCSの人材育成の目標は「自律型人材の育成」です。そのため、語学や専門分野、自分の関心のある分野の学習など、自主的にスキルアップを目指す社員の活動を会社として支援しています。オンライン学習サービスなど、受講時間や場所にとらわれずに学べる環境づくりも進めています。

キャリアカウンセリング

キャリアコンサルタントの国家資格をもつ社員が、仕事の悩みや将来のキャリアに関する相談にのっています。

安心していきいきと働ける環境づくり

興味や関心、適正や専門性、家庭の環境など、社員一人ひとり特性は異なります。こうした一人ひとりの特性と会社のニーズを丁寧にすり合わせることによって、社員がいきいきと働き、能力を最大限に発揮して高い生産性を実現できるよう、環境の整備に努めています。

時間単位の年次有給休暇

すべての年次有給休暇を1時間単位で取得することができます。数時間程度の用事を済ませるなど、年次有給休暇を有効に活用できます。

短時間勤務(育児・介護)

子どもが小学4年生になるまでや、家族の介護が必要な場合は、勤務時間を6時間に短縮することができます。また、子どもが中学校に入学するまで看護休暇が取得でき、育児・介護のための時差出勤の制度もあります。

正社員登用制度

勤続年数が半年以上あるなど、一定の基準を満たす契約社員は、正社員登用試験にチャレンジすることができます。

永年勤続休暇制度

長年の功労をねぎらい、リフレッシュすることを目的に、勤続10年、20年、30年、59歳になった時に休暇をとる制度があります。

事業所内託児所

託児所「ラッコランド」は、最大11名の乳幼児を預かることができます。豊浦製作所食堂に隣接しているため、安心して仕事に集中できます。

自由な発想を歓迎する風土づくり

海洋マーケットにイノベーションを起こすことを目指すJRCSでは、従来の製造業界、舶用業界の常識や固定観念にとらわれない新しい発想を奨励しています。また多様な意見に耳を傾け、社内外から新しいアイデアを柔軟に取り入れる風土を育てています。

アイデアボトムアップシステム

誰でも簡単に「ちょっとしたひらめき」をつぶやける投稿サイトやポストを設置して、自由な発想を推奨しています。優れたアイデアは、つぶやいた社員も、それを採用・実行したチームも表彰されます。すでに「カジュアルエブリデー」や「副業」など多数のアイデアが、社員のつぶやきをもとに実現しています。

ムダ取り改善活動

人の動き、設備、仕事の手順などを日々見直し、ムダを徹底的に排除するよう全社で取り組んでいます。改善効果の高い提案や活動を行ったチーム・個人の表彰制度もあります。
(写真:電動ドライバーをレールの吊り下げ方式にすることで、①電源プラグの差し替えが不要、②コードが邪魔にならない、③肩にかかる負担軽減、など、作業効率を向上させた例)

before
after

副業OK

「会社員である前に、一社会人としてリスペクトされる人になってほしい」という想いから、個人がもつ専門知識やスキルを社会に役立てられるよう、副業を認めています。資金が必要な場合には、副業支援一時金として一人最高5万円を支給し、社員の挑戦を後押しします。

(1)第32回日本・韓国青年親善交流事業に通訳として参加しました

営業担当・N
この事業は「国際社会の各分野でリーダーシップを発揮し、社会に貢献する青年を育成する」ことを目的に内閣府が主催する国際交流事業です。団長1名、副団長2名、渉外(通訳)1名(通常2名)、団員(19~30歳の青年)25名の合計29名で団が構成されています。私自身も10年前に団員としてこの事業に参加して、物事に対して広い視野を持つことができるようになり、韓国語を学んでみようと決意するきっかけとなりました。今回事業に参加して、通訳の難しさを実感する一方で、団員たちが短期間で成長する姿をそばで見ることができ、それが自分自身のやりがいとなりました。3週間も休暇をとって臨んだ私の挑戦を支えてくれた会社や同僚に感謝しています。今回得た経験を今後の業務に生かしたいと思います。

韓国政府機関を訪問して通訳をしている様子(前列右から4人目)

(2)他社で研修の講師をしています

経営本部・M
JRCSでは社内研修の講師も務めています。もともとの専門である異文化コミュニケーションと、自身の海外経験を活かして、他社で海外赴任や異文化適応に関する研修の講師をしています。ときには英語で講義をすることも。外部で初対面の方たちに研修を行うのは緊張しますし、評価にもさらされます。しかし、この緊張感と厳しい評価が自分のスキルアップにつながりますし、JRCS社内で講師をする際にも役立っています。

カジュアルエブリデー

「私服で仕事をしたい」という社員の希望と、「一人ひとりが個性を発揮し、アイデアが湧き出る社風にしたい」という社長の想いとが重なり、社員は自由な服装で勤務しています。ドレスコード(服装規定)は最低限の禁止事項のみ。県内では珍しい取り組みとして、メディアにも取り上げられました。

安全衛生分科会

職場の安全・衛生に関しても、会社からの指示に従うだけでなく、現場視点で問題を発見し、自分ゴトとしてアイデアを提起・実践することが大切であると考えています。そこで、安全衛生委員会の中に、「ヒヤリハット」「高所作業」「危険体感」「衛生活動」など、その時々の重点テーマで分科会をつくり、自主的に研究や施策を実施しています。活動の内容は、「社員専用サイト」に掲載して全社で共有。正社員のみならず、契約社員やアルバイトのスタッフも、「自分たちの職場環境をより良くしたい」という共通の想いをもって参加しています。

受賞歴

■平成20年度やまぐち子育て応援優良企業
■やまぐち男女共同参画推進事業者認定登録
■元気なモノ作り中小企業300社(2008年、中小企業庁)
■将来世代応援企業賞(2016年)
■やまぐち女性の活躍推進事業者認定登録(2017年)