【新発売】 “音” を見える化して
産業機械の故障を早期発見
~電子聴音装置「Smart Sound Probe」~
JRCS株式会社(山口県下関市東大和町1-2-14、代表取締役社長:近藤高一郎)は、2018年10月15日(月)、産業機械向けの電子聴音装置「Smart Sound Probe(スマートサウンドプローブ)」(特許出願中)を発売します。
工場の機械の日常点検は、一般的に、映像や振動、温度・圧力の監視により行われています。一方、機械が発する“音”は人によって聞こえ方が異なるため、客観的な判断材料として活用することが難しいとされてきました。
当社が開発した「Smart Sound Probe」は、プローブ(測定棒)を、音響収録・解析用アプリケーション「JRCS Sounding Manager S4」をインストールしたタブレット(付属品)と接続することで、機械が発する音を可視化して表示し、収録・解析することができるツールです。収録した音を「異常あり」「異常なし」の判断を加えてサーバーに蓄積していくと、AIの機械学習によって解析能力が向上し、異常状態をより高い精度で検知できるようになります。
産業機械の日常点検に導入すれば、オペレーター個人の経験値と主観に頼る状態監視ではなく、客観的な情報による監視・診断が可能になり、異常状態の早期発見を実現します。
製造業界の課題である、熟練者の技能伝承をサポートするツールとしてもご提案できるものと期待しています。
「Smart Sound Probe」セット内容
プローブ/タブレットPC/測定ソフトウエア(JSM-S4)/管理ソフトウエア(JRCS Sounding Manager S4)/接続ケーブル/収納ケース
参考価格:300,000円(税別)
使用イメージ
騒音環境下でもピンポイントで聞きたい音を収録することが可能
※写真はデモ機です
お問い合わせ先
JRCS株式会社 広報