アフリカの子どもにサッカーのトレーニング機会を提供する「AFRICA DREAM SOCCER TOUR」に協賛
JRCS はこの度、 SOLTILO 株式会社とスポンサー契約を結び、2019 年の「AFRICA DREAM SOCCER TOUR」に協賛しています。SOLTILO株式会社は、プロサッカー選手である本田圭佑氏がプロデュースするサッカースクールを国内外で展開しています。
このプロジェクトは、日本人コーチがケニア、ウガンダなどサッカー後進国と言われる東アフリカの国々をまわり、子どもたちにトレーニングを受ける機会を無償で提供するもの。2019年のツアーでは、1年間で合計1200名の児童に指導が行われる計画です。
さらに、才能と意欲がある子どもは、各国の学校で継続的にトレーニングを受けられるようにします。また、サッカー教室の後にプログラミングの学習を行うなどし、狭き門であるプロサッカー選手以外でも、能力を発揮するチャンスをつかめるようにサポートするのが、このツアーのコンセプトです。
JRCS代表取締役社長の近藤は「子どもたちに、働く意義と自由に仕事を選べる未来を与えたい。“海上物流を絶対に止めない”をミッションに掲げているJRCSとして、海運・造船関係の仕事に就く若者が増えることを期待している」と語っています。
また、JRCSは行動指針の一つ「高めよう“チームの和”」を推進するため、仲間同士の傾聴を大切にしており、この考え方を社会に広げる活動をしています。「AFRICA DREAM SOCCER TOUR」においても、コーチやチームメイトの話を互いによく聴き、一丸となって成果を上げることの素晴らしさを教えていただきたいと考えています。
5月下旬、ウガンダのサッカー教室で、ある表彰式が行われました。「聴く力」を発揮した子どもに、JRCSが制作した傾聴のキャラクター「キクホ」のぬいぐるみをプレゼントするという企画です。受賞したのは、ジェーンさんという女の子。いつもコーチの指示を真剣に聴くだけでなく、誰に対しても公平な態度で接し、後片付けやゴミ拾いに率先して取り組む姿勢が評価されました。ジェーンさんはもちろん、子どもたちは皆、「聴く」ことが社会的に評価される能力であることに気づくことができたのではないでしょうか。
2019年のツアーも折り返しを迎えました。サッカー教室というきっかけをもとに、一人でも多くの子どもが夢をもつ素晴らしさを知り、大きく成長してくれることを願って、今後も現地での活動を応援してまいります。
「キクホ」のぬいぐるみを抱いた女の子がジェーンさん。「聴く力」を褒められて、嬉しそう。
コーチのユニフォームと選手のビブスにJRCSロゴが入っています。
「AFRICA DREAM SOCCER TOUR」ロゴマーク