ニューノーマル時代を見据えオンライン採用を開始
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、「ニューノーマル」な働き方に移行することが求められています。
ニューノーマル時代には、企業の人材採用活動も大きく変化すると考えられ、対面が当たり前だった面接は、オンラインとの併用が主流となりそうです。
JRCSは、この流れをしっかりととらえ、今年度の採用活動にオンライン説明会および面接を導入しました。経費削減や時間節約など、メリットは多数挙げられますが、最もその効果を実感したのが、「出会える人材の裾野が広がった」ことです。
従来の新卒採用では、全応募者のうち中国・四国・九州地方が88.9%と、近隣県からのエントリーが大多数を占めていました。それが今年度は56.4%まで減少し、北海道・東北地方が3.9、関東地方が12.9、近畿地方が12.6ポイント上昇。オンライン化したことで、これまで応募機会が少なかったエリアの学生にも門戸を開くことができました。
採用担当者は「学生がリラックスして臨めるよう、空気づくりにはこれまで以上に気を配っています」とのこと。オンラインの良さを生かすため、私服での参加を促したり、従来行っていた工場見学は、動画コンテンツ化して配信を始めました。私たちは、来るべきニューノーマル時代を前向きに受け入れ、応募者に新たな体験価値を提供する採用活動を行っていきたいと考えています。
動画で工場見学を体験できるように工夫しています