豊浦事業所「トレーニングセンター」の実機を使った社内勉強会を行っています
製造部門では、希望者を対象に「実機で学ぶ」と題した社内勉強会を開催しています。
もともと正社員登用試験の受験者のために同テーマで講義を行ったところ、試験を受けない社員から「自分も講義を聞いてみたい」という声が上がったため、誰でも参加できるよう門戸を広げることになりました。
会場は下関の豊浦事業所にあるトレーニングセンターです。ここは乗組員の方々のための研修施設で、船舶に実際に搭載されているものと同等のシミュレーターが設置されています。社内勉強会では、この実機を操作し、各機器が船のなかでどのような役割を担っているかを学んでいます。
製造部門の社員は、組立や配結線のプロではあるものの、通電した実機を自ら操作する機会はほとんどありません。参加者は「自分がつくっている製品の、船のなかでの役割がわかりました。今後つくり終えたときは、これまで以上に達成感がわくと思います」と話してくれました。
「実機で学ぶ」勉強会は1回完結、それも2時間に凝縮して学べるとあって、受講希望者が増えています。その輪は大きく広がり、これまでに40人近くが参加しました。JRCSは、今後も社員の自主性に応えて、さまざまな学びの機会を用意してまいります。
最初の30分は座学で製品知識と電気の基礎を復習
終始なごやかな雰囲気で笑顔が広がります
実機を動かして行う講義に参加者は興味津々でした