中高生向け職業体験イベント「しものせき未来創造jobフェア」に出展しました
8月2日(火)~3日(水)、下関市主催の中高生向け職業体験イベント「しものせき未来創造jobフェア」にブース出展しました。
会場となった海峡メッセ下関には、市内すべての中学校から1年生または2年生が、さらに一部の高校からも生徒が来場。一般の方や小学生も合わせ、多くの人が地元企業のブースを回り、それぞれの仕事の魅力を体験しました。
当社のブースでは、船舶用機器の製造工程において実際に行っている「電線の配線」を体験してもらいました。使用したのは、イベントのために社内で製作した特製キット。回路図どおりに配線してスイッチを入れるとランプが点く仕組みです。点灯までのタイムを競い、好成績を収めた生徒さんには当社のマスコットキャラクター「キクホ」のグッズをプレゼントしました。
さらに、ヘッドマウントディスプレー型のデバイス(ホロレンズ)と、MR(複合現実)空間で絵を描けるアプリを使って、お絵描き体験も実施。JRCSが取り組む「海事産業のDX」の一端に楽しみながら触れてもらいました。
電線の配線体験に挑戦してくれた、モノづくりが好きという中学1年生は「思ったより難しかったけど、ランプが点いたときはうれしかった!」と話してくれました。さらに「面白そうな仕事だと思った」、「船に興味がわいた」といった感想も寄せられ、準備をがんばってきたスタッフ一同にとって、とてもうれしい反響をいただくことができました。
コロナ禍を経て、久しぶりに制限がないなかでの開催となったjobフェア。訪れた子どもたちの希望にあふれた表情がとても印象的でした。JRCSは「未来の宝である子どもたちの学びと成長を支援する」という方針のもと、今後も地域社会とのかかわりを大切に、子どもたちを笑顔にする取り組みを続けてまいります。
電線の配線体験では、製品はスピードに加え美しさも大切であることを学んでもらいました。
体験キットは社員有志による特製。「正確に配線すれば電気が点く」という達成感を味わえます。
MR空間に立体的に絵や文字を描くという体験も大人気。描いたものはモニターに映し、順番待ちをしている人も楽しめるように工夫しました。
たくさんの中高生がアンケートで「JRCSの仕事は面白そう」と答えてくれました。